ジャーナルクラブ(2020/8/27/)

昨日のジャーナルクラブは行動目標達成に対するif-then planの有効性に関するメタアナリシスでした。

if-then planとはもし~だったら~を実行するというような方略。
例えば、行動目標が毎日エクササイズをするだとしたら、それをするためにいつ、どこで、どのようになどの条件付けをします。
洗濯機をまわしたら、仕事の休憩時間になったら、など自分に都合のよいやり方でよいです。
朝起きたら水を飲む、家に帰ったらスクワットをする。

サンプルはメンタルヘルスに問題のある人たちで様々なゴール、方法、スケールをつかって行った実験論文で、結論は有効でしたが、限界も理解し解釈する必要があります。

論文読みながら違和感を皆覚えていたのですが、first author、博論でこれやられたみたいで作文大変だったんだろうな、、、って言うのがオーサーの状況検索してチラホラ見えかくれして同情してました😰

クラブのメンバーが論文読むことにはまってるといってくださり、日常で論文読んでおられて嬉しい限りです😃

皆が根拠を自分で取りに行く、検証することが当たり前になると社会は変わるのでしょう。

私は東北大学時代のゼミが楽しくて、また今その楽しい時間を得ることが出来て幸せです🤗

読んだ論文はこちら。

Does forming implementation intentions help people with mental health problems to achieve goals? A meta-analysis of experimental studies with clinical and analogue samples

Agoro Toli et al. Br J Clin Psychol. 2016 Mar.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25965276/