学術論文の読み方講座3回目は英語論文翻訳と理解の回

本当は2回で終わるはずだった講座なのですが、4回までやることになりまして、今日3回目をやりました。
1回目は信頼性のある研究ってどんな研究か、英語論文の検索方法についてお話しました。
2回目は日本語論文のクリティークをやってみせる回。
本来ならここで終わりなのですが、英語論文クリティークのやり方について学びたいとご希望を頂き、3回目、4回目がきまりました。
3回目、今日は皆全文は読んでくるのですが担当箇所を翻訳発表し、論文に何が書かれているか理解することが目的です。
翻訳はご苦労されたみたいですが、皆さん頑張ってきました!
皆で通しで読み合わせをし、わからないところを確認し、しんどいので休憩とりながら3時間!終わるころにはうっすらと全貌がわかったかも?って感じです。
ここから4回目の実際のクリティークに向けて、読みなおし、わからないことを調べていきます。大変ですね!
でも大学院では、これを持ち回りで頻回にやります。
論文読めないと、研究はできませんから・・・
何度も読み、調べ、いろんな論文に触れることで科学的リテラシーが磨かれます。
メディアやSNSで流れてる情報は本当か?
真偽を見抜くセンスが磨かれます。
そして、あーでもない、こーでもない、これってどうなのって語り合い、終わった時のカタルシスは癖になります・・・(笑)
前職ではジャーナルクラブどころか、英語論文にも触れない大学にいましたので、知的で刺激的な交流に飢えておりました。
今またそういう時間を過ごすことができて、とても幸せです。